フィリピン日記 20160531

2016年5月31日(火)

明日からKARNABALが始まってしまうというのに、あまり動きのない5月最終日。人事を尽くして天命を待つ、という言葉もよぎるが、自分のタスクもまだ残っている。コーヒーやクッキーなどの準備は簡単そうだけど、どんなものを選んだらいいのか、既成品だけに文脈もあるし、予算を考えると安く買えるところも知りたい。誰かフィリピンの人に手伝って欲しいとJKに話すと、アシスタントをつけると言ってくれた。

もうひとつは当日、参加者に渡す「未来を想像するための10の質問」で、これは1週間以上前から何度も書き直してはいたものの、スタックしていた。大きな夢を描くことはいいけど、ファンタジーで楽しくなっても仕方ないし、ACAYの子たちのいいこと(美しいこと)を言おうとしすぎる傾向も回避したい。もっとリアルに、しょうもないしれないけど切実な、等身大の未来の話ができるような質問にしたい。

夕方頃、JKがアシスタントにつけてくれたMariaと不意に会えることになり、JKの家で打ち合わせ。コンセプト、これまでの経緯など、誰か新しい協力者に会うたびにやっているプレゼンを一通りした後、具体的に調達が必要なものや分からなくて困っていること、本番までの段取りを確認。

一番の懸念点は、サンパギータの花だった。サンパギータはフィリピンの国花にもなっているジャスミンの一種で、マニラの路上でも花売りの子どもたちをよく見かける。観客に葬式を連想させるためにこの花の匂いが必要なのだけど、私としては花だけじゃなく花売りの子も会場に連れて来て、彼らの手から観客に花を渡してもらいたいと思っていた。そうすれば彼らはストリートで客にお金をせびらなくても1〜2時間でまとまったお金が稼げるし、クッキーも食べられるし、影絵も見られる。私も必要のない花を憐れみから買うのではなくて、交渉して適正価格で花を買いたい。だけど(たとえ約束しても)彼らが必ず来てくれる保証はないので、最低限の花は用意しておかないといけない。明日はクッキーなどTeacher’s Villageで調達できるものを一緒に準備し、花は明後日、私がひとりでDangwaの花市場にサンパギータの花を見に行くことにした。すぐに萎れてしまうので、購入は当日、Mariaにお願いする。MariaはKei君とハイスクールからの幼なじみで、いいチームになりそう。

ロンドンからTassos Stevens(タソス・スティーブン)が到着したので、Maginhawaのフードコートで合流し、食事をしながら少し話した。Tassosは都市やインターネット上の公共空間でプロジェクトを展開するConeyという集団をやっている。私は昨年、彼と出会ったのがきっかけで、まちの住民たちで秘密結社を結成する『ギブ・ミー・チョコレート!』という作品をつくったのだが、まさかフィリピンで再会できるとは思わなかった。MaginhawaからMalingapまで夜の散歩をし、ホテルへ帰った。明日、いよいよKARNABALが開幕する。

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