フィリピン日記 20160614


2016年6月14日(火)

前の晩、夜更かししすぎたのか目覚ましが鳴ったのに気がつかなくて、Lourraineからのメール着信で目を覚ました。大慌てでシャワーとパッキングを済ませてホテル前でトライシクルを拾う。ホテルの人たちにもちゃんとお礼を言いたかったのに…。今度また行ったら、おみやげを持って行こう。いつものトライシクル乗り場を通り過ぎるとき、前に口喧嘩→仲直りしてからなかよしになったドライバーの兄ちゃんと目が合って、バイバイと手を振った。

大汗をかきながらMagitingのJKの家に着くと、ACAYのソーシャルワーカー・Lourraineが待っていた。以前ACAYの女の子たちにオーダーしたバッグを届けてくれたのだ。出発前に彼女に会えてよかった。
JKからは、ショッキングピンクのブードゥー人形とカードをもらった。カードには「一緒に歳をとることは、この人生で一番エキサイティングなことだ」というメッセージ。彼からのこの言葉が、今年のKARNABALで一番嬉しかったかもしれない。

今回の帰国はちからさんと同じフライト。今年後半のプロジェクトのこととか、これからどんな風に生きていきたいかとか、横浜のこととか。走り過ぎていくマニラの街を眺めながら、いろいろ、つらつらと話した。空港へ向かうタクシーの窓から、標識でポールダンスをしているおっちゃんを見つけて、Eisaに見せたいね、とか。

空港ではマミというヌードルで腹ごしらえをして、メールやブログの更新をしていたらあっという間に搭乗時刻になってしまった。飛行機が離陸するまでのあいだ少し眠った。飛び立ってすぐ日除けを下げるよう言われたので、フィリピンの国土はほとんど見れなかった。日本に帰り着くまで眠れず、ずっと日記を書いていた。

成田空港は不気味なくらい静かで、人にぶつかって咄嗟に「Sorry」と言った声が思わずささやき声になってしまった。不気味なのは私の方だな…。バスで東京駅まで帰り、山手線に乗るちからさんと握手して別れた。最寄りの駅前には仕事帰りの人たちが普通にいたけど、ものすごく静かで、フィリピンの人が見たらゴーストタウンだと思うんじゃないか、と心配になった。

とにかくお腹が空いていた。フィリピンで舛添さんの政治資金流用問題の記事にあった「天ぷら」という文字を見て以来、ずっと天ぷらが食べたかったので、武蔵小山のお蕎麦屋さんに連れて行ってもらった。鰹のたたき、野菜天ぷら、おろしそば。どれも美味しかったが、トウモロコシの天ぷらがほんとうに美味しかった。どこもかしこも、とても静かだった。空気は涼しくて気持ちがよかったけど、少し肌寒かった。

Maginhawaの喧騒、Kalayaan Ave.の埃っぽさ、Malingap通りにこぼれるバーの灯り。Magitingの道を這うゴキブリたちと猫の目だけが光る静けさ、みんなでビールを買いに出かけた時に見上げた火星の美しさ、毎夜歩いたMapakgawanggawaの暗さを思った。なんだか遠い宇宙にワープしてしまったみたいだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です